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あまかけるの巣

今はうんちでも化石になるから。

Gotta big HOPe

 自信とはすぐなくなるものだ。その他の信仰心より遥かに維持が難しい。維持する者が自分だけだからだ。原因は分かるが、対処法は分からない。

 同じくして、僕も自分のベトナム調査のテーマに自信がなくなった。設定したときはあんなに誇らしげに、過ぎるくらいに思っていたのに。信じていたのに。さらに、変わる余地もない。新しいテーマが生まれる余地もない。テーマはころころ変えてもいいと先生は言った。ころころ変わるもんなんだなあと思ったら、ころっとこけた以来、起き上がらない。

 これまでの経験から見れば、おそらく時が流れすぎてやりたいことが抽象化しすぎたのだと思う。僕が映画のような長期計画を必要とする作品を作ることができないのは計画が「長い」からだ。やればいいのに、やるまでの時間が前に比べて長くなる。

 

 小学2年で少林寺拳法をはじめた。高校受験のためにやめた。拳法は親のいいなりになって始めたから、行くまでにすごく抵抗した。拳法自体も嫌いだった。でも中学に入って少し成長したようで、拳法が楽しくなってきた。もともとあった「素質」のようなものとして、僕は他人の真似がうまくできた瞬間がとても好きだ。相手と取っ組み合ってケンカして(試合して)、空いているところにストレートに突きを出す。きれいに突きが入ったとき、とても気持ちよかった。その経験をしてから、僕は拳法が好きになった。

 けれど最後まで、練習場所の隣町の体育館に「行くまで」が長かった。好きは好きなんだけれど、やりたいはやりたいはずなんだけれど、なんとなく始められない。「何を贅沢な」「お前の怠慢だろ」と言われればそれまでだけれど、現実として僕にはそういう感覚がある。もちろんその気持ちを止めて、やり始めることを諦めてはいない。

 

 結論はない。

 なんて読者に乱暴な伝え方をしているんだろう。

 

 

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