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あまかけるの巣

今はうんちでも化石になるから。

早とちり【ベトナム滞在8日目】

早とちりして、結論を急ぐことの愚かしさ。

きちんと人に伝えること。特に感謝と謝罪のきもち。

 

自分で自分を完全否定。

自分を中心とした人間関係を完全否定。

すべてが一度、終わった。

 

ここで一度終わったから、新たな始まりがやってくる。

後期まで、私の探求は終わらない。終わらせない。

半年後、ここまでやったんだぜって言えるまで。

 

まだまだおすわり修行僧で。

唯一の、体当たりしていける授業を、ひとつずつ大切にしていきます。

 

 

 

 ということで8日目がスタート。煮詰まった自分の調査をどう進めればいいか。しっかり原点に立ち戻って、ヒアリングから始めてみようと決意。Công Viên Tao Đànの鳥カフェで決意。

 偶然居合わせた巣子守くんも煮詰まった様子。そんな巣子守くんを相手にヒアリングのシュミレーションをしてみることに。自分が質問者、巣子守君が回答者。

 ところが質問をしていくうちに、自分の弱点をひとつ発見。自分が用意した質問を投げて、答えが返ってくる。その答えに対して、ぱっと次の質問が湧かない。結局淡々と質問に答えていただいて、「そうなんですねぇ…」でおしまい。人間関係同様、引き際が分からない。

 困ったなあ。それじゃあアンケートでもいいじゃないか。

 

 そこで、だったら、ふたりでヒアリングしてみる? という話に。労働観と、カフェ。抽象的すぎて、たぶん後期のまとめで一番苦労すると思われる我々。タッグを組んでヒアリングしてみることに。

 

 ではさっそくやってみるか、ということで、10時というだいぶ遅い時間にカフェに来ているみなさんの中で、きもちよく答えてくれそうな人を鳥の目で探る…。売り子のおばちゃん。いってみますか。

 「ごめんねぇ、今昼休みでさっとご飯食べて行かなくちゃいけないんでねぇ…」

 残念っ。

 

 一転び二起き。今度はひとりで朝からレッドブルを飲んでいるお兄さんへ。外国人3人が突然自分の周りを取り囲む。そんな異様な光景にも関わらず、お兄さんはとても好意的にヒアリングに答えてくれました。

 ユイさんは35歳。旅行会社のバスのドライバーをやっているそうです。今日はなんと、カーマウというベトナム最南端の街から、上司の車の運転を任されここまで来ているとのこと。なんとその時間9時間。これから上司と一緒に帰るところで。そりゃあレドブりますわなあ。

 家族は妻、男12歳、女6歳。かわいいですか? と聞くとにこやかに照れる。いい人だあ…。

 

 残念ながらカフェの話にいかないうちに、上司からの電話が入り現場へ。とても丁寧に答えてくれる人だったので、とても惜しかったです。

 何はともあれ、ヒアリング楽しい。後日木村さん同行でしっかりヒアリングさせていただくことに。

 

 その後巣子守くんといろいろと話しながら、おすすめのBình Mìやさんを教えながら(彼はBạc Bình、バインおじさんと呼ばれるほどBình Mìに詳しいのです)、ランブータンをかじりながら。

 ふらふらとカフェFrescoに行ったり統一会堂前の公園に行ったり(3回目)。

 

 そこで写真を撮っていたら、セオム(バイタク)のお兄さんが近づいてきました。ああ、またバイクに乗れってうるさいんだろうなあと思ったら、日本語ぺらぺら話しながら私のベンチの横に座る(ベンチには座ってない)。

 ここは必殺「同情」を使おう! と思い、「大変ですよねえ、いつまでやってるの?」と聞くと、「朝から夜まで」。あ、聞き出せる聞き出せる、と思い、根掘り葉掘り、5分くらいの短い間でしたがヒアリングしました。

 一番残ったのは、彼がセオムという仕事を選んだ理由に関して。「仕事がないから」。本当に仕事がない、というのが現状としてあるのだな、と改めて実感。(私は27歳で、ホーチミン滞在3ヶ月目、あと1年ここに仕事でいる、仕事はジムのコーチという設定になっているので)お互いに「がんばって」と励まし合い分かれました。おもしろいことが起こるものですね。

 

 その後長谷川さんを筆頭に、ホーチミン市内最大のカルチャーセンターへ。グラウンドがあったりヨガ教室をやっていたりダンス教室をやっていたり。街のスポーツジムのようなものです。予備知識、という建前で見学の仲間に入れさせていただきました。

 

 さらにその後、山羊肉がうまい焼き肉屋さんで晩餐。御園生先生、巣子守くん(ここで彼は私の中のBạc Bìnhになりました)、浅田さんも加わり、なかなか深いところまでじっくりお話しすることができました。

 うーん、終わるものが終わるとき、始まるものが始まるんだなあ、と思った一日でした。今日は昨日寝れなかった分しっかり寝る!