あまかけるの巣

今はうんちでも化石になるから。

この夏、ベトナムと瀬戸内に行ってきます。

 こんにちは。昨日長崎に上陸した台風が、そろそろ関東に近づいています。福岡にいた頃は、台風と言えば「ドガーッ!ドンガラガッシャーンッッ!!ピャオー!」といったように荒れ狂う激しいヤツというイメージでしたが、東京で感じる台風は「ホントに台風?」といった感じです。平野だからかな。

 

 さて、この夏、ベトナムホーチミン香川県は直島に行くことになりました。それぞれ飛行機を取ってあるので何が何でも行きます。

 ベトナムへは、海外滞在記録最長の3週間。ほとんど「バンメトート(Buôn Ma Thuột)」というホーチミンから北東へ250kmほど離れたところにある、コーヒーの街に滞在します。ベトナムはコーヒーの生産量が世界第2位、という話は何度かこのブログでも取り上げましたが、今回は「じゃあコーヒー農場見たいなー」という思いで行って参ります。今度は授業ではなく単身で行くわけですが、同じように事前学習をして(といっても去年ほどしっかりやってはいない)、現地で尻を汚し、写真を撮ったりメモメモしたりして、帰国後再調査、という形をとりたいと思います(論文…にはならないと思うけれど、エッセイなりブログなりで成果を形にしたいとは思っています)。

 かっちり決めているわけではありませんが、今回のベトナムの大きなテーマは今のところ、「コーヒー、カフェという異文化がどのようにベトナムで咀嚼されているのか?」です。フランス統治下においてコーヒーやカフェといった「異文化」がベトナムにもたらされたわけですが、ベトナムの人々はどうやって、何を思い、それを受け入れたのか、というところが見えればいいなと思っています。今回は気鋭の先生陣がいらっしゃらないので(今回の旅の計画には多いにご協力を賜っております!ありがとうございます!)どうしても現地の人に深掘りインタビューすることはできませんが、まあ旅行も兼ねておりますので、気楽に自分の見たままを記録していこうと思います。

 

 なんとなく、気になったんですよね。ホーチミンで見てきたカフェ文化。屋内外問わず日本と同じようなものから全く異なるものまで、オシャレなところから大正ロマンを感じるところから安っちいプラスチッキーなところ(そこが好き)まで、どこにでもカフェがあるホーチミンカントーへ行くバスの車窓からも、周りに家のないところにぽつんと「Cà phê(カフェ)」とかかれたトタンの家が見えました。おもしろいなと思いました。こんなに深くまで浸透している「カフェ」というミームが。日本でいうところのコンビニですね。

 では、そのコンビニくらい無数にかつ広範囲にあるカフェ、そこに何が置いてあるのかというとコーヒー豆です。では、そのコーヒー豆はどうやってつくっているのか? もちろん地産地消しているところもあるだろうが、世界に輸出しているほどだ、どこかでプランテーションを作ってやっているに違いない。だとしたらそれはどこで、そこでどんなことをやっているんだ? 自分が安らぎと涼しさをもらっている目の前のこの一杯のコーヒーはどんな思いでここにやってきてるんだ?

 

 前回執筆したベトナム論文*1の最後に、「私たちは、自分が受けている恩恵を誰が、どうやって作っているのか、一度くらい見に行ってもいいんじゃないかな」という趣旨の文章を書きました。今の自分にその言葉が突き刺さっています。使命感とはちょっと違うけれど、「まあ行くよね」という感覚です。

 ちょっと鼻息荒く書いてしまいましたが、ゆるゆるとした気持ちでまたベトナムに負けてこよう。

 あと、今回は頑張ってベトナム語ちったあ覚えていこうということで、今年度のベトナム授業(そう、僕らにも後輩がいるのです!わーい!)で指定教材として挙げられていたこの本を読んでおります。完璧に話せるようになろうとは思っていないので、読み物として。でも、タオダン公園の鳥カフェの人たちに自己紹介できるくらいには話せるようになりたい!!

 

ベトナム語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)

ベトナム語のしくみ《新版》 (言葉のしくみ)

 

 

 

 

 加えて、瀬戸内海に行くことになりました。これは2泊3日という、ベトナムに比べれば大変忙しい日程です。荒川ゼミとして行きます。

 瀬戸内海に浮かぶ直島をはじめ、小豆島、女木島などなど8つの島にて、3年に1回「瀬戸内国際芸術祭」というトリエンナーレ(芸術祭)が開かれています。直近では2016年に第3回が行われました。

 特にこの芸術祭の中心が直島という島です。人口3000人強、戦後三菱マテリアルの銅精錬所を受け入れ、現在は現代アートの島として知られる「変わった」島です。

 

 まだあまり事前学習が進んでいませんが、これまで自分の島を「観光地」として考えていなかった住民の方々が、今や現代アーティストの展示を受け入れている、ここにいったい何があったのか気になって気になってしかたがありません。時間と勇気があれば住民の方にも詳しい歴史を聞いてみたいと思っています。ベトナムのテーマともつながるし。

 

 

 改めて読み返してみると、なんだか「旅だいちゅき!」な人みたいですね笑。でも、本当にこう書くしかないんですが、なんとなくこうなってしまったんです。本当は大学も3年生なのだから、このご時世、インターン行った方がいいんじゃーねーの? とも思ったりしておりますが、どうもこの「インターン」というシステムがうまく自分の中で咀嚼できなくて。特に大企業のインターンなんか、働きもしないし。「どうして?」が分からないと、分かりたいと思わないと、動けない、言い訳だらけの、青春。(は?)

 SPIの勉強くらいはそろそろ始めようかなあと思いますが、最近歴史(日本史+世界史)に興味がもりもり湧いてきて、「家庭教師のトライ」でおなじみ映像授業の「Try IT(トライイット)」で勉強を始めるくらいで。SPIの勉強よりこっちの方がしっくり来てる…。うーむ、困った次男である。自分でもそう思うのだから、両親は本当に大変だなあ。うん。

 

 愚痴はともかく、まあせっかくこうしていろいろなところを見てくるんだから、というわけで、ぼちぼち新しいカメラを買おうと考えています。

 今僕が持っているカメラは「PowerShot SX 50 HS」という、もう5年前になりますか、誕生日とクリスマスとお年玉と土下座と気合いで親に買ってもらったデジタルカメラです。一眼レフのような図体をしておりますが、50倍ズームできるレンズだからというだけで、実際にはデジカメです。

 大学に入り、映像を扱うサークルに入ったこともあり周りにキラキラした一眼レフをお持ちの方々も増えましたが、なんとなく愛着もあるし、金も高いしで新しい一眼レフを買うのを躊躇しておりました。

 そんななか、小さなライカを持っている友人を見つけたり、Saul Leiter(ソール・ライター)の写真展で感激したりなどなどを通して、「ああ小さいカメラで、『きれいに撮りすぎない』カメラもよかやなかですか」と思い始め。ここ2週間ほどカメラを漁っております。

 

 今のところ、一周回ってデジタルカメラ「GR II」にしようかなと思っています。ミラーレス、一眼レフ、フォーサーズと回ってきたのですが、「画質良し、ズームせずともしっかりボケる、そこそこ明るいレンズ、きれいに撮れすぎない」となるとやはりこれかな、と。もし提案といいますか、GR IIに近い質感の写真の撮れるカメラがあれば教えていただきたいですが…、こればっかりは感性の問題、自分でどうにかするしかない。

 

 長々と夏の計画について書いてみました。hẹn gặp lại ở Hồ Chí minh!

*1:昨年授業として行ったベトナムホーチミンのカフェ文化の観察結果を自分なりにまとめたものです。なんとなくまだ公開する時期ではないかなあと思い、特段公開はしていません。